ビオ市/野菜市とは

ビオ市/野菜市とは

2015年12月から毎月2回、百笑の台所(藤野倶楽部)を会場に定期開催している朝市です。
早いもので4年目に入ります。こんなに長く継続できるとは思っていませんでした。

ビオ市が目指すこと

自家採種、有機農、自然栽培、農薬・化学肥料に頼らない農法に従事する農家さんを支援すること
安心・安全な作物のマーケットを広げること
地域に潜在する様々な才能を活用し、藤野の魅力を内外に発信すること
地域の人たちの創職に繋げる関わりを持つこと



ビオ市をはじめたきっかけ

きっかけは小さなアクション。
2012年に、友人知人の有機農家さんの野菜を販売する無人販売所「土屋商店」を自宅前に設置。
地域通貨よろづ屋(約300世帯加入)のメールグループやSNSに情報を流し、毎回完売するようになりました。
その後、有機野菜を販売する場所がいくつかできたので、これは、全部まとめてファーマーズマーケットをやったほうがいいと思い、デザイナーの友人に相談。
「それ絶対やったほうがいい!」「じゃあやるか!」 となり、農家さん1軒1軒に電話。
2015年12月、連絡したほぼすべての農家さんの賛同を得て、地域の仲間たちと一緒に、第1回目のビオ市を開催しました。

最初は、軽トラ市のようなスタイルで場所は牧野のふじのアートヴィレッジを選びました。
藤野はイベントが多い町なので、平日の早朝だったらどこのイベントともかぶらないと思い12月の平日を選びました。
津久井、藤野、相模湖、上野原で頑張っている有機農家、新規就農者さんたちを中心に出店して頂きました。
初日、真冬の平日朝8時にも関わらず、たくさんの地域の方が集まり、お野菜を買ってくださいました。
農家さんたちからも好評で、是非継続して欲しいとの声があがり、月2回、定期開催することになりました。
回を重ねるごとに、お客様が増えていき、開催場所もより広くバリアフリーな場所を提供してくださる方が現れ、
規模を大きくして開催できるようになりました。それが今会場となっている百笑の台所(藤野倶楽部)です。

参加者

藤野近郊の農家さん約40名。
その他、飲食、施術、ヒーリング、アーティスト等合わせると述べ100店舗以上参加。
藤野を中心に、相模湖、津久井方面、そして上野原や大月などで活躍する方達が関わっています。

決して農業に有利ではないこの中山間地域で『農』をどのように盛り上げられるのか。
アートで農家を支援できるのか?
もっとわたしたちにできることはないのか?
そのような想いが藤野に棲むアートに関わる人たちに、まるで化学反応が起きたかの様に一気に爆発しました!!
ビオ市に出店していたグラフィックデザイナーとイラストレーターがコラボし、オシャレなチラシやロゴの作成、ホームページや紹介映像の作成など、
それぞれの能力が結集し、マーケットに彩りを添えていきました。
料理の得意な人たちは、旬の野菜を使った惣菜を作り(ビオキッチン)、仲間のDJたちは、会場内を盛り上げるための音響を担当。
そして、空間装飾家が自らデザイン&製作した陳列棚を持ち込み、野菜のディスプレイに参加、マーケットの雰囲気を盛り上げてくれています。
お客様も野菜を購買するだけなく、ビオ市の様子をWEBやSNSでオシャレに拡散してくれます。

https://bio831.com/?distinations=ビオ市を支えてくれている仲間たち


地域のイラストレーターやデザイナーがコラボして作ってくださったステキなチラシやのぼりの写真です。

  

相模原市協働事業提案制度

地域の方のアドバイスを頂き、相模原市協働事業提案制度に応募。
平成29年度/2017年~2020年3月まで、相模原市農政課、藤野まちづくり課と協働でビオ市を開催。
運営費の一部を補助して頂いています。

開始からこれまでの取組みと波及効果

ビオ市では、ただお野菜を売るだけでなく、季節ごとに様々な企画を開催したり、活動を続けています。
ぜひたくさんの皆さんに関わって、楽しんでいただけたらと思っています。

●スーパーまつばにてビオ市を開催
 

●スーパーまつば市がきっかけでビオ市の野菜コーナーが誕生し、毎日買えるようになりました。2017年1月~

●季節ごとにたくさん採れるお野菜祭り
(トマト、ズッキーニ、グリーンデイetc)

ズッキーニ

 

 

●二十四節気にあわせて畑でビオ会議/援農イベントをやりました。

 

●醤油作り 毎年、ビオ市メンバーで醤油を仕込んでいます。小麦も大豆も自分たちで育てたものです。

   

●ビオ野菜のレシピ紹介
わがやのビオごはん。


クレソンの生春巻き

●夏休み企画:ラジオ体操&みんなでスイカを食べる

 

●お正月企画峰山登山&ダイヤモンド富士観測会

●脱プラスチックを目指して新聞紙袋使用の普及

  

●ビオキッチン(農家自身がキッチンに入って調理、野菜の美味しい食べ方を伝授)

 

●野菜曼荼羅

●都心との連携(UFCの取り組み、リトリートセンター構想、癒やしの保養地として藤野を活用)

 

ビオ市と同時期に渋谷に畑をつくるプロジェクトがスタートしました。

出張ビオ市 @ 恵比寿ガーデンプレイス

●ノベルティグッズ製作&販売

 

メディア掲載情報/新聞/テレビ/雑誌/ラジオなど

テレビやネット、書籍等のメディアにも取り上げられるようになり、今は地域の人だけでなく、都心やさらに遠方からはるばる足を運んでいらっしゃるお客様が増えています。
もうその関係においては、すでに農家も消費者も垣根がなく、関わる人の全てがそれぞれの立場でビオ市を盛り上げるシステムが構築されてきている感じです。

 

ビオ市の野菜を楽しむための地図を作りました

ビオ野菜が買える・食べれる BIO MAP –
ビオ市に参加している農家さんたちはスーパー、観光案内所、飲食店やカフェ、福祉事業所など幅広く取引している。
最近は都内の飲食店などでもビオ野菜を楽しむことができる。

終わりに

ビオ市は、多種多様な才能や考え方の人たちが棲む、この藤野だからこそ実現できたといっても過言ではないと思います。
ビオ市はただの朝市ではなく、いわば、地域の人たちの能力を持ち寄った「参加型イベント」であることが、続けてこれた理由の一つではないかと感じています。
山あり谷あり、本当にいろんなことがありましたが、支えてくださったすべての方に心から感謝致します。

平日の早朝8時開始にも関わらず、毎回たくさんのお客様が来場し、それぞれのスタイルでビオ市を楽しまれています。
ビオ市は、多様な人々が集まる交流の場「コミュニティースポット」としての役割が深まっていると感じています。
これからもたくさんの人に助けてもらいながら、アイデアを形にして、藤野の地域活性への一助となれば嬉しく思います。

 


左から事務局の角田、上條、土屋です。

耕作員とは?

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一緒にビオ市を盛り上げて欲しい、応援して欲しい、が目的の。。
ビオ市サポートメンバーがあります!
名付けて『ビオ市 耕作員』
ビオ市耕作員として活躍して頂きます。
ただいま20代~70代まで活躍中です。
ビオ市参加農家さんの種まきや収穫、草取り、田植え、稲刈りなどの援農、
事務局業務及び、ビオ市開催当日の運営サポートなどが主なミッションです!!
耕作員の方々には、藤野エリアで行われる様々な自然体験活動やワークショップ情報などもお届けしています。

耕作員:Facebookグループ
https://www.facebook.com/groups/578028285956491

定期宅配BIOBOX(ビオボックス)について

 

お中元にBIO SUMMER GIFTはいかがですかー

ビオ市/野菜市 紹介映像です

 

 

 

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